シリーズで最も売れた「ファイナルファンタジーVII」の主人公が、「原発を破壊するテロリスト」である必然的理由

1997年に発売された『ファイナルファンタジーVII』は、世界中で1000万本以上のメガヒットとなり、いまでもシリーズで最も売れたタイトルとなっている。文芸評論家の藤田直哉さんは「主人公たちは独裁的な巨大企業に戦いを挑むテロリストとして描かれている。作品内では『敵』への一方的な暴力の是非が問われており、そのテーマの深さが長く愛される理由となったのではないか」という――。

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