パートナーの「モラハラ被害」は様々なところで語られるようになったが、加害者側の声を知る機会は少ない。そもそもモラハラ加害者は“無自覚”であることが多く、パートナーの傷ついた心境を受け入れにくいことも考えられる。「僕自身、モラハラや精神的DVをしていた人間」と語る中川瑛さんは、自身の経験をもとにモラハラ加害者のコミュニティ団体「GADHA(ガドハ)」を設立し、変わりたいと願う加害者向けの支援を行っている。被害者の声に向き合いながらも、「人は学び、変わることができます」と加害者目線で発信し続ける想いを聞いた。