幼い頃は自分を守ってくれた…精神に変調をきたした母を”支える側”となった覚悟「今まで色んなことをしてもらっていたんだなぁ」
京都北部、海沿いの町に移住し、3人の男の子を育てながら田舎暮らしを送っていたコミックエッセイストのまりげさん(@marige333)。ある時、地元に住んでいる実兄から電話があり「お母さん 自殺しようとしたんだ」と衝撃的な報告があった。「生きているのが嫌になった」という母の想いを引き留めるのがいいことなのか分からないが、少しでも母の希望を作れればーー。まりげさんは精神に変調をきたした母と一緒に暮らすことを提案し、離婚した父との関係性も少しずつ築いていったという。父母との関係性、病気の人を支える家族の苦悩、当時抱いていた心情を語ってくれた。