諸葛孔明が大活躍「三国志演義」はエンタメ大作 元ネタにして作られた漫画、ゲーム、アニメの数々
中国史ながら、日本でも絶大な人気を誇る三国志。西暦1700年ごろ、三国時代を描いた小説『三国志演義』が翻訳され、江戸庶民たちに読まれ始めてから300年以上も楽しまれ続けている。小説、漫画、アニメ、ゲームと、各種のエンターテインメントのフィールドで作品が生まれ、この4月からは天才軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に転生してくる「パリピ孔明」というTVアニメもスタートすることになった。三国志の研究者である佐藤大朗(ひろお)氏も、三国志を題材としたゲーム「真・三國無双」から、史実を調べるきっかけを得た一人。次々と生まれた作品や、史実と『三国志演義』による諸葛孔明の違いなどを聞いた。