いじめ受ける子は「“逃げる”選択肢が浮かばない」マンガ原作者の想い、原因に貧困、格差、教室カーストも影響?
「いつまで耐えれば…」苛烈ないじめを受けている高校生の少年が、日々の痛みや強いストレスに耐えきれず、いじめっ子に強要されるがまま校舎の屋上から飛び降りてしまう。しかし死を覚悟した瞬間、少年にある特殊な“能力”が宿り…。マンガ『いじめられっ子に花束を』(LINEマンガ)で描かれるのは、理不尽な暴力に立ち向かう「学園ケンカ」ストーリーだ。いじめをテーマにした痛快なバトルアクションが見どころだが、同時に家庭の貧困や格差社会、教室カーストなどさまざまな社会問題もリアルに盛り込まれている。原作を手がけた捨勇(すていさむ)さんに、作品に込めた想いを聞いた。