ファイルーズあい『ジョジョ』徐倫役でTV放送前に「よろピくね」 愛止まらず自分のスタンド能力妄想【後編】

Netflixで全世界独占先行配信され、1月7日からTOKYO MX、MBS、BS11他にてテレビ放送がスタートするアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』。本作で主人公・空条徐倫を演じているのが、出演決定時に「『ジョジョの奇妙な冒険』は私が声優を目指したきっかけであり、私の人生にはなくてはならないとても大切な作品」とコメントするほど、『ジョジョ』シリーズの大ファンでも知られる人気声優・ファイルーズあいだ。テレビ放送開始に合わせ、前編インタビューに続き今回の後編では「自身にスタンド能力が目覚めたら?」などを質問し、“ジョジョ愛”満載の言葉で語ってもらった。

■もしも自分にスタンド能力が目覚めたら… 徐倫と承太郎の“共通点”に胸アツ

——『ジョジョ』と言えばはずせないのが「スタンド」。徐倫は「ストーン・フリー」というスタンドを使いますが、そもそも最初にスタンドを知った時はどんな印象を受けましたか?

【ファイルーズあい】 漫画を読む前から言葉自体は知っていましたが、そのぐらいの知識しかなく、初めてスタンドが出てきた時には「これがスタンドか。『幽波紋』って書いてスタンドなのか」という衝撃は受けました。それに「自分がスタンド使いだったら……」といった妄想もしましたね。

——まさに質問しようと思っていました。ファイルーズさんがスタンド能力に目覚めたら、どのような能力が良いですか?

【ファイルーズあい】 私のスタンドは近距離パワー型で、「触れたものを公式にする」能力です。自分が好きって言い続けたら公式に携わらせていただけたこともあるので。でも例えば私がTwitterで書くことは、どうしても公式になっちゃう。だから触れたものは公式にする能力。友だちに作ってもらいました。

——良い能力ですね。スタンド名は?

【ファイルーズあい】 「アン・オフィシャル」です。

——おお! なかなかシャレの効いたすてきなネーミングですね。

【ファイルーズあい】 非公式かいって(笑)。『ジョジョ』つながりの友だちとは、そういう話ができるのも楽しいです。

——せっかくなので原作に登場するスタンドの中で、あると便利だったりお気に入りだったりするスタンドも教えてください。

【ファイルーズあい】 「クヌム神」(※『スターダストクルセイダース』に登場するオインゴのスタンド)と、「クレイジー・ダイヤモンド」(※『ダイヤモンドは砕けない』の主人公・東方仗助のスタンド)は、あったら便利かな。個人的に好きなスタンドは「キラークイーン」(※『ダイヤモンドは砕けない』に登場する吉良吉影のスタンド)で、デザインも能力も本体も大好きです。

——スタンドはキャラクター同様、好みが大きく出ますよね。いろいろ考えた末に結局、承太郎の「スタープラチナ」に戻ってくる、なんていう人も多いと思います。

【ファイルーズあい】 スタープラチナ、カッコいいですからね。スタープラチナ・ザ・ワールドもいいですし、本当にカッコいい。スタープラチナで承太郎が「オラオラ」しますけど、それをたくさん聞いて親子感を出せるように意識しました。

——そういった角度からの役作りもされていたのですね。たしかにストーン・フリーが近接戦闘する際、かけ声が「オラオラオラオラオラオラオラオラ」なのは胸アツです。

【ファイルーズあい】 そこに父とのつながりを感じて胸がアツくなりますよね。最初は承太郎が有名なキャラクターなのは知っていたのですが、徐倫との関係性から印象はあまり良くなかったんです(笑)。第1部から読み始めると、『承太郎、めっちゃ良いヤツ!』と印象が変わり、そこからの流れで『ストーンオーシャン』を読んだときには感動が止まらなかったです。

——その印象の変わり方は何かわかる気もします。徐倫のストーン・フリーはパワーもトリッキーさもありますが、演じていていかがでしょうか。

【ファイルーズあい】 1本の糸だと声を届けたりヒモとして使ったりしかできませんが、束になればネットにもなって攻撃を防げるし、それを束ねてかたまりにすれば殴ることもできる。そういう機転の利くところや戦いの中で能力と一緒に成長していく感じは徐倫にぴったりだなと思います。柔軟さがあってすてきですよね。

個人的に好きなポイントはストーン・フリーの肩パットのパイソン柄。『ストーンオーシャン』の承太郎のパンツがパイソン柄で、そこに共通点を感じて「親子!」と思い、もう一人で「もだえるのだ 喜びでな!」ってなっていました(笑)。

■ファイルーズあいが考える『ジョジョ』が多くの人に愛される理由

——『スターダストクルセイダース』に登場する花京院典明の名言の一つ、「ひきちぎると くるい もだえるのだ 喜びでな!」ですね(笑)。深い読み込みぶりと合わせてさすがです。では『ジョジョ』シリーズ全体に感じている魅力について聞かせてください。

【ファイルーズあい】 いろんな登場人物が出てきて、どのキャラクターも誰一人として見たことあるような人はいない。それが“『ジョジョ』の世界”が私たちとは別に“並行世界”としてあり、そこにいる人たちをモデルにしているのではというぐらいリアリティーを感じます。いろんな人が出てくるからこそ共感できるキャラクターも見つけやすく、多くの人に愛されているのだと思います。

——“『ジョジョ』の世界”、もし実在するとしたら怖いもの見たさで見てみたいですね。たしかにエピソードに区切りがつくたび、また新たな世界観、新たなキャラクター、新たなストーリーで楽しませてくれるのもすてきです。もう少ない方だとは思いますが、いまだ『ジョジョ』に出会えていない人に勧めるとしたら、どう勧誘しますか?

【ファイルーズあい】 やっぱり『ファントムブラッド』から見てほしい。もちろんスタンドが出てきたあたりや、あとは『ダイヤモンドは砕けない』や『黄金の風』はわりと独立しているので、そこから見てもらっても大丈夫ですけど、『ジョジョ』はやっぱりジョースター家とDIOの因縁の物語。私は『ファントムブラッド』から見てほしいです。

——たしかにショートカットも可能ですけど、してしまったらもったいない気はします。

【ファイルーズあい】 スタンドは幽波紋で、波紋が…やっぱり波紋から見てほしいですね(笑)。

——最後にアニメの見どころをお願いします!

【ファイルーズあい】 今までのシリーズで培われてきた「ジョースター家とDIOの因縁」についに終止符が打たれる、決着の物語です。なんといってもシリーズ初の女性主人公である徐倫たちが力強くカッコよく、そしてたくましく美しく輝き、黄金のように輝いて戦っております。その姿を見れば勇気が湧いてきて強くなったような気持ちになれるので、盛り上がっていただければ。よろピくね。

■作品概要
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』は、『週刊少年ジャンプ』で1999年〜2003年に連載された漫画が原作。恋人とのドライブ中、交通事故に遭遇した空条徐倫は弁護士と恋人のロメオにハメられ、15年の刑務所暮らしが確定してしまうことから始まるストーリー。徐倫役のファイルーズあいのほか、エルメェス・コステロ役を田村睦心、フー・ファイターズ役を伊瀬茉莉也、エンポリオ・アルニーニョ役を種崎敦美、ウェザー・リポート役を梅原裕一郎、ナルシソ・アナスイ役を #浪川大輔 、空条承太郎役を #小野大輔 が担当している。

アニメはNetflixにて全世界独占先行配信中(1〜12話)テレビ放送は、1月7日よりTOKYO MX、MBS、BS11他にて放送。

取材・文:遠藤政樹/編集:櫻井偉明

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ファイルーズあい『ジョジョ』徐倫役でTV放送前に「よろピくね」 愛止まらず自分のスタンド能力妄想【後編】