『クロノ・トリガー』ゴンザレス戦のみでレベル99を目指す──プレイ開始から300時間以上、撃破数37000体超えも、いまだレベル58という狂気

レベルMAXの状態でRPGをプレイして「俺TUEEE」したい……そんな欲望は誰もが持っているのではないだろうか。

例えば『クロノ・トリガー』なら、「強くてニューゲーム」でクリア時のレベルやパラメータを引き継げる。お手軽に「俺TUEEE」できる方法だ。

しかし、動画投稿者のひいとてっくさんは、お手軽と真逆を行く……膨大な時間と地道な作業が求められる手段でレベルMAXを目指す縛りプレイに挑んでいる。そのシリーズの名は、「クロノトリガー SFC版 ゴンザレス戦でLv99にしたい。」。

この動画シリーズは、リーネ広場で行われている千年祭のアトラクションのひとつ「ゴンザレス」を倒して、レベル99までレベル上げをしていくものだ。

ゴンザレスは、主人公のクロノが対決する最初の敵キャラクターで、経験値は10EXPとかなり少ない。ゲーム終盤のダンジョン「黒の夢」に待ち構えるメガミュータントの経験値900と比べればその差は歴然だろう。

詳細は後述するが、1パート約26分に及ぶ動画が、すでにPart366まで投稿(※記事執筆時)されている。これらを全編通して観ようとするとどうしても単調になるが、その中からいくつか拾い上げて観察すると面白い変化が見られたので紹介していこう。

文/真ゲマ
編集/竹中プレジデント

クロノ……お前、ゴンザレスガチ勢か?

この動画シリーズは、2倍速で再生され、ひとつの動画はおよそ26分程度だ。現在、Part366まで投稿されているので、すでにプレイ開始から300時間は経過していることに。パートごとに記載されているゴンザレスとの戦闘回数をカウントすると37000を超える。

しかも、Part1の動画投稿日を見る限り、2020年5月26日から1年以上にわたってこの挑戦が続いているようだ。

そして、ひいとてっくさんがプレイする『クロノ・トリガー』では、ボーイミーツガールは始まらない。ゴンザレスがいる場所までの道中に、マールとぶつかる強制イベントが起きるのだが、それを巧みに避けているのだ。

つまり、クロノは様々な時代を股にかけた壮大な旅に出向かないし、カエルやロボ、エイラといった頼れる仲間達とも出会わない。世界の命運を握るラヴォスとも対峙しないだろう。いってしまえば、クロノは、ゴンザレスとの戦いをただひたすらに楽しむ一般人(ガチ勢)である。

このようにこの縛りプレイでは、地道な作業が求められるほかに、ゲームを再開する度にぶつかってくるマールを避けなければならないのだ。

クロノが成長する様子はまさに“アサガオ”

レベル1のクロノがゴンザレスに与えられるダメージは21ほど。Part1の動画では、まだ序盤ということもあり、100回程度の戦闘で早々にレベル6に到達していた。

Part.10の動画ではレベル15に到達し、ゴンザレスに与えるダメージが90になり、一発で倒せるようになっていた。さらにPart.50の動画では、レベル28に到達し、ゴンザレスに与えるダメージは149に。Part.100の動画ではレベル36に到達し、ゴンザレスに与えるダメージは182になっていた。

しかし、次第にレベルアップに求められる経験値が増えていくため、レベルアップのペースが段々と落ちてくる。

Part200の動画になるとレベル46に到達するが、Part100の動画から40時間を要しても10レベルしか上がっていないことになる。

そして最新のPart366の動画ではレベル58に到達したようだ。着実に成長はしているものの、レベル99に到達するのはもうしばらく先になるだろう。アサガオの成長を観察するように、その進行状況をちょくちょくと覗くのがおすすめだ。

余談ではあるが、海外では、『ファイナルファンタジーVII』の最序盤のステージ「壱番魔晄炉」のみで、クラウドとバレットをレベル99にしたプレイヤー(動画はこちら)がいる。

それを実現するためにリアル時間2年以上、プレイ時間にすると500時間以上を要した【※】という。

※Final Fantasy VII Player Hits Level 99 In The First Reactor

当然、同作は別の作品なので、実際にこの縛りプレイがどのくらいの時間を要するかはわからないが、いずれにしても、膨大な時間を使って地道な作業をするには根気がいる。これからもひいとてっくさんの挑戦に注目したいところだ。

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『クロノ・トリガー』ゴンザレス戦のみでレベル99を目指す──プレイ開始から300時間以上、撃破数37000体超えも、いまだレベル58という狂気