ジブリ・宮崎駿氏、『アーヤと魔女』宮崎吾朗監督の仕事ぶりを絶賛「解放されている」

当初GWの予定が延期となり、今月27日から『劇場版 アーヤと魔女』が公開される。夏休みの映画館でスタジオジブリの新作が観られるのは2014年の『思い出のマーニー』以来。このたび、『アーヤと魔女』の映像化を企画した #宮崎駿 氏(※崎はたつさき)のロングインタビュー映像が解禁された。

本作は、宮崎駿監督作品『ハウルの動く城』(2004年)の原作者で「ファンタジーの女王」とも呼ばれるイギリスの作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる児童書「アーヤと魔女」が原作。企画・宮崎駿、監督・宮崎吾朗の下、国内外から結集した精鋭スタッフによって映像化。スタジオジブリ初のフル3DCG長編アニメーションとして完成した。

映像は、映画が完成した後、いつものアトリエで撮影。エプロン姿の駿氏は、児童書の「アーヤと魔女」を映画の企画に持ち込んだきっかけや、吾朗監督の起用に至る流れ、そして作品とアーヤのキャラクターの魅力、原作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズとのエピソードを大いに語っている。

「『アーヤと魔女』の児童書に出会ったとき、こんないい企画はないと思いました。アーヤのしたたかさというのは、ずるいということじゃない。昔はみんな持っていて、なぜか無くしてしまったもの。こんな時代を生きるために、必要なことなのです」と、駿氏。

試写を観た感想の中では、「本当に手放しに褒めてるぐらい、あれを作るのは大変だったと思いますよ。ただストレートに、アーヤの負けてたまるか! ここにいてやる!っていう気持ちが貫かれていて、映画を作る覚悟をちゃんと踏みはずさないでやっていたから、本当に良かった。しかもCG使ってるでしょ、どういう風にやるんだろうって思ったけど、それについても不満がなかったですね。だからスタッフが試写を観て帰ってきたとき、『あぁー面白かった』って席に着きましたよ。最大の褒め言葉だよね」と作品を評価。「鉛筆で書かなくて、CGであることによって、解放されている」と、スタジオジブリの新しい試みである3DCGについても太鼓判を押している。

2020年のカンヌ国際映画祭で、オフィシャルセレクションに選出されており、北米・オーストラリアをはじめ、ヨーロッパ、アジア各国でも大きな注目と期待を集める中、日本では昨年12月30日にNHK総合テレビにて初放送。ジブリの新たなヒロイン・アーヤのたくましくひたむきな姿は、放送後、絶賛の声と共に大きな話題となった。今回の劇場版では、一部新たなカットも追加され、最先端の音響と映像技術で作品への没入感を味わえるドルビーシネマでの上映も決定している。

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ジブリ・宮崎駿氏、『アーヤと魔女』宮崎吾朗監督の仕事ぶりを絶賛「解放されている」