延期の『コミケ99』12・30、31に開催へ「同人誌の世界全体の状況を鑑み、開催を目指していきます」

コミックマーケット準備会は2日、開催延期となっていた世界最大規模の同人誌即売会『コミックマーケット99』を新たな日程として12月30日〜31日に東京ビッグサイト(東・西・南展示棟)で開催することを発表した。

コミケ99は、2020年冬に東京ビッグサイトで開催予定だったが新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、昨年7月に延期を発表していた。その中で今回、新日程として開催する運びとなり、公式サイトでは「2021年5月以降は東京ビッグサイトでの複数の同人誌即売会が無事開かれており、多くのサークルや参加者が再び集まりつつあります」とし、「各幹事団体の主催により、本ガイドラインに基づく同人誌即売会が開催され、クラスター等の発生もなく運営が行われています」と感染症の予防対策をしっかりしたうえで開催するとした。

しかし、現在、東京都に緊急事態宣言が発出中で、7月末には陽性者も1日あたり4000人を超えるなど、感染拡大が発生していることにも触れ、「予断を許さない状況です。国や東京都の定めるイベントの開催制限についても、未だ収容率や上限人数に制約があり、会場の定めるガイドラインも厳しいものとなっています」と説明。

その中で開催に踏み切った理由としては「いまだ多くの不確定要素が残っており、感染拡大も続いている状況ですが、サークル申込や配置など様々な準備の期間を考えると、2021年冬のコミックマーケット99(以下「新C99」とします)の開催に向けて、今、動き出すことを発表させていただくべきと考えた次第です」とし、「なお、ワクチンの接種が普及することによる効果を見つつ、新C99の開催可否を検討してきましたが、ワクチンの効果が現れてきたのを確認できた時期に感染が急速に拡大してしまったため、C99開催発表のタイミングがこのような状況になってしまったものの、数ヶ月後の開催時期には社会状況の改善が見込まれるとの認識に基づき、発表しております」と伝えた。

なお、「ワクチンの接種等により社会状況の改善が見込めない場合は、さらなる延期の可能性も否定できません。しかしながら、同人誌の世界全体の状況を鑑み、開催を目指していきます。動き始めなければ、コミックマーケットという「場」が開かれることはないのです」と情勢を見ながらその都度判断していくとし、「全ての参加者に、様々な新たなご協力をお願いする形で、コミックマーケットを開催することをご理解いただけますと幸いです」と呼びかけた。

新型コロナウイルスの予防対策についても「サークル参加者、一般参加者とも事前に連絡先の登録をお願いします。登録方法については、後日お知らせしますが、オンラインによる登録のみになる可能性があります」「当日来場前に健康状態の確認と検温を行って下さい」などと参加者へ伝えている。

#延期 #コミケ #同人誌 #世界 #コミックマーケット


延期の『コミケ99』12・30、31に開催へ「同人誌の世界全体の状況を鑑み、開催を目指していきます」