クセ毛にかけた費用は”車が買えるくらい” 天然パーマ直すため奮闘「自分が幸せになるなら、色々な技術をフル活用して」

続けていると、車が買えるのでは…? と思うほどに、高額な縮毛矯正の費用。髪質に会う施術をしてくれる美容院を見つけるのも難しく、天然パーマやクセ毛が、学生時代のコンプレックスやトラウマになっている人も。そんな、自身の毛量との戦いを描いた漫画がインスタグラムで話題を集めている。作者の新庄アキラ(@shinjo_akira)さんは、様々な手段で自身のクセ毛を直すことを試みてきた。漫画にはクセ毛にまつわる失敗談や、共にクセ毛であるという両親への正直な想いも記されている。

■クセ毛界に大きな旋風を巻き起こした”縮毛矯正”「科学の進歩に感動」

ーー漫画「私と天パ物語」には、学生時代の失敗談や、合う美容院を見つける難しさなど、クセ毛にまつわるエピソードが描かれています。「めちゃくちゃ気持ちがわかりすぎる話だった」「私も美容院迷子です」「(天パ直すために)数々の失敗をしてきました」などたくさんの反響があがりましたが、新庄さんはどのようなコメントに共感しましたか?

「正直なところ、天パの人はそんなに多くはないと思っていたので、たくさんの方に共感していただいてとても嬉しく思っています。やはり”縮毛矯正”の出現は、私たちクセ毛界に大きな旋風を巻き起こしたなぁ…とコメントを読みながらしみじみ感じています。それと共に、ビビリ毛やかっぱスタイルなど、失敗例も皆さん一度は経験されているようで、懐かしさも感じました。科学の進歩により、かなりヘアケア商品やストパーは良くなったと漫画を書きながら感動していました」

ーー父や母の毛量の多さを恨んでいたというお話も。あらためて、当時、ご両親に対してどのような気持ちをいただいていましたか?

「両親のどっちかがストレートであれば、ワンチャンストレートになった可能性があるかと思うと、当時はクセ毛同士が出会ってしまったことに腹を立てていました。特に母には、なぜもっとイケメンで直毛の人を選ばなかったのかと問い詰めたこともありました(笑)。今その両親はいい歳になり、父親は毛が薄くなってきています。雨の日になると、私も両親も共に、クセ毛が爆発していました。その思い出はとてつもなく嫌な記憶ですが、両親のボリューミーなヘアが今では愛おしくも感じます」

■「為す術がないクセ毛があることも、知っていただきたい」

ーークセ毛ではない人からの言葉に傷ついた記憶は、根深く残ると感じます。家族友人、美容師さんふくめ、周囲の人々に対して「ここだけは理解してほしい」と思うことは?

「学生時代、私のモジャモジャなもみあげを見て、いじってきた同世代のヤンキーがいました。その時言われた言葉が忘れられなくて、一晩中泣いていたことを今でも思い出します。クセ毛には、スタイリングに活かせる良いクセ毛と、どうしようもできない悪いクセ毛があります。完全に私は悪いクセ毛です。よく新しい美容院に行くと『クセを活かすスタイルもある』とご提案をいただくこともあるのですが、まずは、為す術がないクセ毛があることも、知っていただきたいと思います」

ーー縮毛矯正という技術が出てきて「大きな旋風だった」とおっしゃっていましたが、まっすぐな状態を維持するのも大変ですよね。

「出掛けるのに人より倍以上、髪の毛のセットに時間がかかっています。定期的な美容院代でお金もトータル車買えるぐらい使っています。なので少しの遅刻は髪の毛のせいです。雨の日はドタキャンするかもしれません。髪の毛のせいです、許してください」

ーー自分の容姿を認められる境地にたどり付くことができればよいのですが、コンプレックスであるがゆえに難しいことも多いです。容姿の気に入らない部分に対して、どのように向き合っていけばよいと考えますか?

「科学や医学は進歩しています。気に入らないものを好きになる事は難しいです。お金を貯めて整形するのも悪くないでしょう。自分が幸せになるなら、色々な技術をフル活用しましょう」

ーー今後SNSでどのようなことを発信していきたいですか?

「生きていると色々なことがあって、いいことより辛いことや苦しいことの方が多いようにも感じます。そんな中で嫌なことやネガティブなことばかりに目を向けて暗い気持ちになるのではなく、どんなにくだらないことでも笑える心の余裕があれば地球は平和になると思っています(大袈裟)。日常の些細な話を楽しく笑いに変えて『くだらないけど笑えるな』と暇つぶしに読んでもらえるような漫画を書いていけたら幸せです」

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クセ毛にかけた費用は”車が買えるくらい” 天然パーマ直すため奮闘「自分が幸せになるなら、色々な技術をフル活用して」