役所広司、3度目の細田守監督作品に参加 『竜とそばかすの姫』主人公の父親役

#細田守 監督最新作『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)の声の出演者情報が続々と解禁される中、きょうは主人公・すずの父親役を、細田作品3度目となる #役所広司 が担当することが明らかになった。

『バケモノの子』では主人公の熊徹役を、『未来のミライ』ではじいじ役を演じた役所が、本作では、過疎化が進む高知の田舎町で高校生の娘と二人で暮らし、思春期の娘との接し方や距離感に悩む父親役を演じる。

妻という大きな存在、そして母という大きな存在をそれぞれ突然亡くし、心に傷を抱えたまま、時と共に距離も開いてしまった父と娘。うまく言葉を交わせないながらも、娘を心配し、あたたかく見守る父親に、役所の優しい雰囲気と繊細な演技が重なり、説得力を持つ。

アフレコ合間には、「(役所)子どもが女の子だと、お父さんは近寄りがたいとか、気を遣っちゃうみたいなこともありそうですよね…」「(監督)男の子でも、お父さんと距離がある瞬間みたいなものはありましたか?」「(役所)後から聞くと、気を遣っていたという話はしましたね…」と子を持つ親同士の雑談も交えつつ、その後、親子の距離感を見事に役所が表現し、監督からOKが出るなど、二人の信頼関係を感じさせるやり取りも垣間見られた。

『未来のミライ』以来の声優ということもあり、「アフレコは緊張しました」と笑いながら話す役所だったが、細田監督から「是非この役を役所さんに演じてほしい!」とオファーを受け、今回応える形となった。アフレコを終えて細田監督は「役所さんの演じたすずの父のお声から娘(すず)がどういう状態でも受け止める、という父親の覚悟を感じました! 役所さんに演じていただけて、本当に光栄です!!」と、大満足の様子だった。

さらに、本日28日午前10時より、スタジオ地図10周年記念×『竜とそばかすの姫』公開記念の企画として、細田監督作品の『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』の5作品の場面写真が、無料開放されることが決定。解放される場面写真の第1弾として、金曜ロードショーで3週連続放送となる、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『サマーウォーズ』の3作品の場面写真を解放。詳細はスタジオ地図公式ツイッターで明らかにする。

■役所広司(すずの父親 役)のコメント(全文)
細田監督の大ファンで、作品をいつも楽しみにしているので、『バケモノの子』『未来のミライ』と続き、今作も参加できてとてもうれしいです。

今回は主人公の父親役で、出来るだけ絵の雰囲気に近いやさしさと思春期の娘を持つ父親の距離感を大切に、互いに深い傷を持ちながらも寄り添っていく過程を表現できたらいいなと思いながら演じました。

娘のすず役の方は、張った声もささやく声も素敵で、声のコントロールが自在にでき、歌も素晴らしかったです。

監督の絵コンテを観ると、自由な発想がそのまま映像になるアニメは、つくづくすごいなと感じます。

高知と<U>の風景のギャップは、メリハリが効いていて、この映画の醍醐味だと思います。僕はSNSには疎いですが、若い方々は身近に感じながら生活しているので、今作で自分がインターネットの中で生きている姿を客観的に見ているような不思議な体験ができるのではないでしょうか。

出来上がりはまだ想像もつきませんが、監督の作品は非常にダイナミックな一方、家族を丁寧に繊細に描き、子どもが大きく成長する物語が多いので、この映画を見て、コロナ禍の中ですが、子どもたちが、前向きに生きる勇気や希望が持てるようになることを期待しています。

■あらすじ
幼い頃に母を亡くし、高知の田舎町で父とふたりで暮らす17歳の女子高生・すずが、ある日、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加。母の死をきっかけに歌うことができなくなっていたすずは、<U>では自然と自ら作った歌を披露することができ、その歌声で世界に注目される存在に。そんな矢先、ベルの前に<U>で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在が現れる。すず(ベル)と竜が出逢った先に一体どんな物語が待っているのか、竜の正体とはいったい…!?

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役所広司、3度目の細田守監督作品に参加 『竜とそばかすの姫』主人公の父親役