宝塚歌劇・月組トップコンビのサヨナラ公演開幕 3週間ぶり観客

宝塚歌劇団月組の舞台「桜嵐記(おうらんき)」(作・演出、上田久美子)とショー「Dream Chaser」(同、中村暁)が15日、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)で開幕した。トップスターの珠城(たまき)りょうと、トップ娘役を務める美園(みその)さくらの退団公演。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で4月26日から中止となり、大劇場で観客を入れて公演が開かれたのは約3週間ぶり。

桜嵐記は南北朝時代を舞台に、滅亡を悟りながらも戦いに突き進む南朝の武将、楠木正行(まさつら=珠城)と、争乱で肉親を失った南朝の女官、弁内侍(べんのないし=美園)のはかない恋を描く。

珠城は信念を貫いた正行を真っすぐに演じ、敵味方なく慕われた人物像を成立させた。

美園は復讐(ふくしゅう)を心の支えに生きていた弁内侍が温かな感情を取り戻す様を細やかに表現した。

ショーは「夢を追うひたむきな情熱」がテーマ。終盤、黒えんび服で組を支える男役たちと別れを惜しむように踊る珠城の姿がファンの涙を誘う。

6月21日まで。東京宝塚劇場での公演は7月10日〜8月15日。【反橋希美】

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宝塚歌劇・月組トップコンビのサヨナラ公演開幕 3週間ぶり観客