柳家花緑さん、茨城テーマの新作落語を配信 「全国に魅力届ける」

地域ガイドブック「d design travel(ディー・デザイン・トラベル)」の茨城版出版に合わせて創作された、茨城がテーマの新作落語がオンラインで配信されている。落語家の柳家花緑さんによる水戸芸術館ACM劇場での高座で、同館の井上桂芸術監督は「コロナ禍で舞台芸術に触れる機会は限られているが、オンライン上で笑いに触れてほしい」と呼びかけている。

同ガイドブックは各都道府県ごとに、各地の個性に重点を置いて制作。これまでに茨城を含め計29都道府県分を出版。新たな古典を目指し各地の魅力を集めたオリジナル落語も25題制作、地元で上演している。

茨城版では、脚本家の藤井青銅さんが茨城県の「一番」をテーマに「ナンバーワン倶楽部」と題する新作を書き下ろした。

舞台は、夜のスーパーマーケット。無人になった店内で、県内生産量が全国一位のレンコンやメロン、ピーマン、干し芋たちが会議を開く。知られざる特産品である水菜、知名度に反した生産量のわら納豆なども絡み、話し合いはあらぬ方向に進んでいく。

終演後のトークショーで、花緑さんは「茨城のナンバーワンの多さに驚いた。落語を通して、全国の人に茨城の魅力を感じてほしい」と話した。

料金は3300円で期間中は何度でも視聴可能。12日まで。古典の「つる」「親子酒」「あたま山」も同時配信している。申し込みは公式サイト(https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_27414.html)。【川島一輝】

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