ゆりやんさん「ヒヤヒヤさせるのが好き」 生放送MCの大役

この春スタートした情報番組「2時45分からはスローでイージーなルーティーンで」(カンテレ・月—金曜午後2時45分)で木曜のMCを務める。芸歴9年目の大役に「まさか私が生放送のMCをさせていただけるとは」と恐縮したかと思えば、次の瞬間には「それ言ったらMCどころかテレビ向きじゃないって言われると思うんですけど!」と居直ってみせる。これが、 #ゆりやんレトリィバァ らしさ。

4月1日の第一声も「私、 #綾瀬はるか とご一緒に……」と、いきなりのボケ。アシスタントの川島壮雄アナウンサーを驚かせた。「自分も相手もヒヤヒヤさせるのが好き」と言い、放送中も隙(すき)あらばボケるが、優しく受け止める川島アナとのやり取りがほほえましい。

「今は慣れることで精いっぱい。でも、いつか関西の視聴者と直接やり取りしたい」と目を輝かせる。カンテレで放送していた昼の帯番組「2時ドキッ!」に、視聴者として電話をかけた過去もあり「生電話で1分相談とかやりたいですね」。

2013年に吉本の養成所(NSC)を首席で卒業。17年に「第47回NHK上方漫才コンテスト」「第1回女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝。19年にはアメリカの人気オーディション番組に出場し、スターダムに躍り出た。ひときわ思い入れが強かったのが「R—1グランプリ」。「デビュー当時からの目標」で、21年3月に悲願の初優勝を果たした。

15年から4年連続の決勝進出も、頂点にあと一歩及ばず。「勝ち負けじゃない笑いを」と、19年から出場を辞退したが、今年は「芸歴10年以内」との制限が付き、気持ちが再燃した。「私が一番欲しかったのはこれやのにって。絶対に勝ちたいって強く思って挑みました」

決勝前には、助言をくれる先輩やライブをサポートするスタッフなど、周囲の存在が励みになった。「今までは『自分のための優勝』だった。でも、みんなが私のためにこんなにしてくれるって、ありがたいですよね」。優勝した時には、仲間の顔が浮かび、思わず涙があふれた。めったに見せない表情に「あれは、昔買っていたハムスターを思い出したんです」と照れ隠し。

最近は45キロのダイエットに成功。ファッションモデルを務めるなど、明るく前向きなキャラクターで人気を集める。近年のインターネットでのネタ批判についても「いろいろ言う人はいるけど、全部『おもろいやん』って考えればいいのに」と気にしない。

「昔はネガティブな部分もあった。でも、芸人って普通の会社やったら非難されるようなことも面白くするし、ハッピーになる。それって素晴らしいことやと思うんです」。今日も最高の仲間と笑いを生み出す。【山下智子】

ゆりやんレトリィバァ

1990年生まれ。奈良県出身。関西大学在学中に吉本興業の吉本総合芸能学院(NSC)に入所。2017年、「第47回NHK上方漫才コンテスト」「第1回女芸人No.1決定戦THE W」優勝。21年、「R—1グランプリ」優勝。

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