多様性高めるアカデミー賞 女性とアジア系の受賞相次ぐ

米映画界最高の栄誉である第93回アカデミー賞の授賞式が25日夕(日本時間26日午前)、西部ロサンゼルスなどで開かれた。監督賞は「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督(39)が受賞。中国出身のジャオ氏は白人以外の女性で初の監督賞となった。助演女優賞は「ミナリ」のユン・ヨジョンさん(73)が制し、韓国人俳優で初めての受賞となった。アカデミー賞は白人男性偏重との批判を受け、多様性を高める改革を進めており、今年は女性とアジア系が存在感を示した。

アカデミー監督賞で女性が受賞するのは、2010年に受賞した「ハート・ロッカー」を監督したキャスリン・ビグローさん以来11年ぶりとなった。

ジャオさんは北京生まれで、英国留学を経て、ロサンゼルスの高校、ニューヨーク大ティッシュ校などを卒業した。

受賞作品の「ノマドランド」では不況で工場が閉鎖され、町ごと喪失した主人公が車を家代わりにして放浪する姿を描いている。前哨戦となったゴールデン・グローブ賞や放送映画批評家協会賞などでも監督賞を受賞した。

ユンさんが受賞した「ミナリ」は米国作品だが、韓国系一家の物語で、せりふの大半は韓国語である。【ロサンゼルス福永方人】

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