小津安二郎「松阪記念館」が4月3日、移転再開 青春時代を紹介

青春時代を三重県松阪市で過ごした世界的な映画監督、小津安二郎(1903〜63年)の顕彰施設が同市殿町の市立歴史民俗資料館2階に移転し、「小津安二郎松阪記念館」として4月3日にリニューアルオープンする。開館を記念し、資料館1階でも同日から6月6日まで、小津が過ごした大正時代の松阪と小津家の生活を紹介する企画展「青春のまち松阪展」を開く。【田中功一】

小津は東京・深川で生まれ、9歳の時に家族とともに松阪に移り住んだ。19歳で東京に戻るまでの青春期に映画に夢中になり、自宅近くなどにあった映画館に頻繁に通った。その後、映画の道に進み、監督として高い評価を得るようになった。

市は2002年、顕彰施設として、同市愛宕町の小津の自宅跡地に「小津安二郎青春館」を開設した。しかし、跡地の賃貸契約終了で20年12月に閉館。歴史民俗資料館への移転作業を進めてきた。

新たな記念館では、小津直筆の書や日記、手紙、写真など、ゆかりの品を常設展示するほか、小津作品に描かれた昭和30年代以前の生活道具コーナーも設けた。小津の肉声や人物像、松阪との関わりが分かる映像コーナーや、電子画面で小津が残した言葉を紹介するコーナーなどもある。

一方、1階の企画展では、小津作品をPRする海外のポスターなど約100点を展示し、常設展の内容をより詳しく紹介する。

入館料は一般80円、6〜18歳40円で、月曜休館。祝日の場合は開館し、翌日が休館。

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