米アカデミー賞候補発表 監督賞には史上初、女性2人ノミネート

米映画芸術科学アカデミーは15日、第93回アカデミー賞の候補を発表した。古典的名作映画「市民ケーン」の誕生秘話を描いた「マンク」(デビッド・フィンチャー監督)が作品賞、監督賞など最多10部門でノミネートされた。監督賞候補には5人中、史上初めて2人の女性が入った。

監督賞にノミネートされた女性監督は、「ノマドランド」のクロエ・ジャオ氏と、「プロミシング・ヤング・ウーマン」のエメラルド・フェンネル氏。中国系のジャオ氏はアジア系女性として初の監督賞候補になった。車上生活を送る高齢労働者を描いたノマドランドのノミネート数は作品賞を含む6部門。アカデミー賞の前哨戦といわれる第78回ゴールデン・グローブ賞でも作品賞と監督賞を受賞している。

また、米南部に移住した韓国からの移民一家の物語である「ミナリ」(リー・アイザック・チョン監督)も作品賞、監督賞など6部門でノミネートされた。韓国作品「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)が作品賞など4冠を達成した昨年に続き、アジア系が存在感を発揮している。

日本作品や日本人のノミネートはなかった。長編アニメ映画賞に「アーヤと魔女」(宮崎吾朗監督)がノミネートされるかが注目されていた。

受賞発表と授賞式は4月25日(日本時間同26日)。当初は2月28日の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期された。【ロサンゼルス福永方人】

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