闇キャラたちが「もっと苦しんでいる姿を見たい…」、つい惹かれてしまう”二面性”への羨望

中学高校と6年間女子高に通い、「黒歴史製造活動をしていた」と学生時代のエピソードを漫画にしているシブヤツキミさん(@shibuyatsukimi)。美術部に所属して先輩と同人誌を作った経験があり、これまで様々な”推しキャラ”がいたというが、なかでも”闇”をもったキャラクターには幼い頃から惹かれてしまうという。闇キャラの魅力について話を聞いた。

■『ハリポタ』から『進撃の巨人』まで、キャラクターをネタ漫画として昇華

シブヤさんは「もしもエレン・イェーガーとディズニーデートしたら」「もしもスネイプ先生が女子高の先生だったら」といった漫画をインスタグラムに投稿して反響を集めている。「昔から絵を描くことも漫画を読むのも好きで、『千と千尋の神隠し』を観て特に衝撃を受けた。自分でも描きたいという思いが強くなっていきました」と漫画を描くきっかけを語る。

「自分の体験で面白かったことを思い出してメモしたり、映画を観てる時に思いついたことをメモしています。高校時代は、同人誌を描いて学校で印刷している時に、陸上部の生徒が来たことがあって。思春期でしたし、描いた漫画を見られるのは本当に恥ずかしかった…。あの時は本当に『なんでこんなタイミング!?』と思って焦りましたが、それもいい思い出です(笑)」

■「二面性を知ったとき、”人間味”を感じて引き込まれてしまう」

過去には、なぜ”闇キャラ”に人々は惹かれるのかを題材にした漫画も。ツキミさんは、昔から「クールで、どことなく暗いキャラ」に惹かれていたという。例えば『ハリーポッター』のシリウス・ブラックや、『リボーン』の雲雀恭弥、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ、『おジャ魔女ドレミ』の瀬川おんぷなどだ。

そして、一番最初にハマった闇キャラは、『それいけ!アンパンマン』のロールパンナ。「なぜロールパンナは、2つの心を持っているのか」という疑問を、大人になった今あらためて思い出し、調べた様子が漫画では描かれている。ロールパンナを作る途中で、ばいきんまんが”ばいきん草”を入れてしまったために、闇深いロールパンナができてしまったことを知ったシブヤさんは、自分勝手なばいきんまんが許せなくなってしまったというが、同時に「やっぱり、(ロールパンナが)苦しむ姿を見たい…」とも思ってしまったという。

シブヤさんは、闇キャラの魅力を「二面性だと思います」と語る。

「クールと見せかけて悲しい過去があったり、優しい一面があるのに実は時々悪の心が制御できなかったり…。そういう二面性を知った時に、そのキャラクターに“人間味”を感じて引き込まれます。キャラクターの“弱い部分”に共感しているところもあります。

今は楽しくて笑える作品を作りたいと漫画を描いていますが、いつか胸キュンな創作キャラクターの作品も描けたら嬉しいです。新しいことにチャレンジして発信していきたいと思います!」

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