Twitchが人気エモート「PogChamp」を削除。元となった人物が米国の議事堂で起きた暴動に対してさらなる暴力を煽るツイートをしたことを受け

 動画配信サービスTwitchは、「PogChamp」と呼ばれるエモートをサービスから削除したことを発表した。

 この決定は、アメリカで起きた暴動が関係している。アメリカでは、米大統領選の投票結果を認定するため上下両院合同会議が行われていたが、その最中に #ドナルド・トランプ 大統領支持者らが武器を手に議事堂に侵入。一般人女性一人が銃撃を受けて死亡した。記事執筆時点で暴動は鎮圧されたと報じられている(参考リンク:BBC)。

(画像はYouTube「Cross Counter TV」より)

 PogChampエモートは、少し驚いたような、あるいはうれしそうに見える男性の顔の画像が元となっている。この画像の主がGootecksことライアン・グティエレス氏。アメリカ在住の格闘ゲームプレイヤーで、大会を主催したり、さまざまなプレイヤーへのインタビューを行うアナウンサーとしても広く知られている。6.8万人のフォロワーを持つTwitterユーザーだ。

 問題となったのは、グティエレス氏が暴動を受けて投稿したツイート。Twitchは具体的にどの発言なのかを公表していないが、氏のツイートがさらなる暴力を推奨していると判断したとしている。
 問題となったと思われるツイートには暴動で起きた女性の死に対して、「#MAGAMartyr」は議事堂で処刑された女性の死を無駄にするのか?といった意味の文言が書かれている。

※MAGAはMake America Great Againの略称。Martyrは殉教者の意。大筋で、トランプ大統領を支持する殉教者という意味ととれる。

 なお、女性がどのような状況で死亡したかは少なくとも日本のメディアでは報じられていないため、トランプ大統領の支持者かどうかも不明。グティエレス氏は前述のツイートのあと、女性が撃たれた瞬間を撮影したとされる動画も共有している。ショッキングな映像なので、氏のツイートを確認する場合は注意されたい。

 Twitchはこのエモートを削除したが、エモートが表現しようとした感情は尊重すると表明。良心としてグティエレス氏の画像は使用できないが、コミュニティと連携してこの画像に代わるものをデザインするとしている。

 そのため、ツイートにはさまざまな代替案が提案されている。この中から選ばれるかは不明だが、PogChampエモートは記事執筆時点で第5位の使用率を誇る人気のエモートだ。(参考リンクl)早晩新たなエモートが提供されるだろう。

ライター/古嶋 誉幸

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