『サイバーパンク2077』のジョニー・シルヴァーハンドをテーマにした義手が現実に登場。マイクロソフトとCD PROJEKTと大学が協力し、電気信号で実際に動くバイオニックアームを製作

 CD PROJEKTとマイクロソフトは、セントラルフロリダ大学でバイオニックアームを制作する非営利組織Limbitless Solutionsと協力し、『サイバーパンク2077』の象徴的なキャラクタージョニー・シルヴァーハンドの義手を実際に制作したと発表した。

 バイオニックアームとは、体から電気信号を読み取って実際に稼働する義手のことだ。Limbitless Solutionsはこれまで子供向けのバイオニックアームを製造してきたが、2021年からは大人への臨床試験も開始する。この義手は臨床実験のために使用される。

 Limbitless Solutionsとマイクロソフトは、2019年に『Halo』の主人公マスターチーフや敵のコブナントの義手制作でもコラボレーションしている(参考リンク)。

今回はさらにCD PROJEKTも加わり、ジョニーシルヴァーハンドをテーマにした義手を制作した。
 『Halo』以外にも、『リーグ・オブ・レジェンド』『アサシンクリード』ともコラボ。ビデオゲームをテーマにしたデザインの義手を制作している。

 先日、『メタルギアソリッドV』のヴェノムスネークの義手が制作されたことが話題となったが(参考記事)、Limbitless Solutionsは非営利組織。非侵襲的筋電図(EMG)を用いた軽量な義手の臨床試験ということで、ユーザーに無償で贈呈されるという。ひとつ当たり約1000ドルの資金は寄付などによって捻出されている。

 また同組織は、義手の製作以外にALS患者や四肢麻痺患者など、運動障害のある個人向けに設計された電動車椅子アタッチメントの開発、ビデオゲームを通じたEMGのトレーニング、バイオニックアームを持つ少年が活躍するコミック「バイオニックキッド」の販売など、義手以外にも様々な方法で活動している。

(画像はLimbitless Solutions公式サイトより)
(画像は『Cyberpunk 2077』公式Twitterアカウントより)

 ビデオゲームのキャラクターと、現実のスタイリッシュな義手制作はとても相性が良いようだ。今後もビデオゲームには無数の義手を持つキャラクターが登場し、彼らは現実で義手を使う人々にかっこいい義手と勇気を与えてくれるはずだ。

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ライター/古嶋 誉幸

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『サイバーパンク2077』のジョニー・シルヴァーハンドをテーマにした義手が現実に登場。マイクロソフトとCD PROJEKTと大学が協力し、電気信号で実際に動くバイオニックアームを製作