秋アニメ「いわかける!」上坂すみれが女子高生クライマーを熱演「スポーツクライミングは奥深い!」

 注目の秋アニメ「いわかける!- Sport Climbing Girls -」が、10月3日からスタートした。まだアニメでも題材となることが少ないスポーツクライミングを取り上げた作品だが、主人公・笠原好(かさはら・このみ)を演じたのは人気声優の #上坂すみれ 。出演作品も数多く、演技の幅も広いが、今回の主人公はパズルゲームの天才ながら、クライミングに心惹かれた女子高生というもの。はたしてどういう思いで演じたのか。日本でも人気が高まり、世界のトップで活躍する日本人プレイヤーも生まれているスポーツクライミングと、「いわかける!」の魅力について聞いた。

 「いわかける!」は、漫画家・石坂リューダイ氏により原作が描かれ、現在も漫画サイト「サイコミ」で連載中だ。

連載開始となった2017年12月ごろは、日本で行われる国際的なスポーツイベントに向けて、スポーツクライミングへの注目も高まってきたところ。「いわかける! -Climbing Girls-」からスタートし、現在は第2章にあたる「いわかける!! -Try a new climbing-」に突入している。

−原作を読んでの作品全体の印象をお願いします。

 上坂すみれ(以下、上坂)

 最初はかわいくてスタイルのいい女子たちが汗を流しながらがんばる姿を目当てにコミックスを読んでいたのですが、いつのまにかスポーツクライミングの奥深い魅力に引き込まれていきました!キャラクターたちが皆それぞれの信念を持っていて、かっこいいです。

 主人公の好が通うのは、花宮女子高校。天才パズルゲーマーとして様々な大会で優勝してきたが、そんな生活からの脱却も考える中、構内にあったクライミングウォールが目に止まり、キャプテン・四葉幸与に誘われるがまま初挑戦したところから、クライミングの世界にハマっていく。演じた上坂も、原作に触れてクライミングに引き込まれたところはシンクロしたようだ。

−演じた笠原好というキャラクターについての印象、演じてみての感想などをお願いします。

 上坂

 好は天才的なオブザベーション(観察)力を持っていて、スイッチが入ったときの無敵感がすごい一方で、何かにつまずくと落ち込んだり涙してしまう一面もあって、演じるたびに心が寄り添っていくキャラクターでした。感情がすぐ顔に出ちゃうところがかわいいです!

 天才ゲーマーゆえか、好は集中力が高まると周囲の音がまるで聞こえなくなり、さらにはブツブツと独り言を言いながら、脳内で眼前の壁を攻略していく。それはパズルゲームの攻略法をイメージするのと同じだ。反面、集中から離れた時は女子高生らしさも十分に出る。

−スポーツクライミングという競技について、作品に触れるまでにどの程度ご存知でしたか。

 上坂

 オーディションを受けるまでは全く触れたことはありませんでした…!作品が決まってからスポーツクライミングを意識するようになり、テレビでも中継や特集が放送されていると自然と見るようになりました。外岩、怖いけど興味があります!いつかやってみたい…。

 実際に上坂は、チームメイトでもありライバルといった関係にもなる上原隼役の #石川由依 と、収録終了後にクライミング体験を行った。体験翌日には、全身ほどよい疲れとともに、筋肉痛にも襲われたことだろう。

 作品内でも女子高校生たちが、人間技とは思えないような技術を駆使して、巨大な壁に次々と立ち向かっていく。現実世界にも、好やライバルと同等、もしくはそれを上回るような世界ランカーが、日本には多くいる。

−国際的なスポーツイベントでも、日本人選手が男女ともに活躍が期待されています。選手たちに向けて応援のメッセージをお願いします。

 作品の企画でクライミングジムにお伺いしたときにプロの実演を拝見して、あまりの凄さに圧倒されました!今後さらにクライミングが注目されていく中で、選手の方々のご活躍が見られるのを陰ながら楽しみにしております。

 チームメイトの隼からは、作品冒頭からかなり敵対的な姿勢を取られることもある。後に競技への思いによるものだとわかるが、好と隼の関係は上坂にとってもお気に入りポイントだという。

−作品の中で特にお気に入りのポイント、セリフ、シーンなどがあればお願いします。

 好に対する隼ちゃんのツンデレっぷりがとても好きです。隼ちゃんと屋上で焼きそばパンを食べたい!

 本作は、新型コロナウイルスの感染拡大もあったため、複数の声優がアフレコブースに入らず、交代して入る「別録り」も多かった。

−アフレコ時に起きたことは何かありましたか。

 アフレコ初期は全員集まって収録していたのですが、途中からコロナウイルスの影響により個々の収録になってしまったのが無念でした…。まさしく壁を一人で登り続けている気分でアフレコしました!

 応援は力になるが、最後に壁と向き合うのは選手自身。上坂も、作品と向き合うという意味では、きっと好と同じ心境だったのだろう。珍しい題材、難しい役どころを、上坂の演技力によってどこまで輝かせたか。スポーツの秋にぴったりといった、注目作に仕上がっているはずだ。

(C)石坂リューダイ・サイコミ / 花宮女子クライミング部応援団

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秋アニメ「いわかける!」上坂すみれが女子高生クライマーを熱演「スポーツクライミングは奥深い!」