PC版『原神』のアンチチートプログラムにかかるマルウェア疑惑に対し、miHoYoが正式回答。修正対応は掲載から12時間以内に実施済み

 中国・上海に本部を置くmiHoYoの日本法人は、9月28日(月)に浮上したPC(Windows)版『原神』の「アンチチートプログラムが持続的に運行され、ゲームの終了およびアンインストール後もプログラムが運行しつづける問題」に関して正式に回答した。

 なお、該当の問題については「掲載から30時間以内に、全リージョンでゲームの終了およびアンインストール時に機能が停止されるよう変更する」趣旨の告知を実施後、9月29日(火)早朝に修正完了の告知をPC版のゲーム内お知らせへ掲示している。

 『原神』は、PlayStation 4、PC(Windows)、iOS、Androidのマルチプラットフォームへ対応するオープンワールドRPG。2019年の発表時より『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』から影響を受けている作品として注目を集め、2020年1月にはNintendo Switch版の制作も発表。全プラットフォーム合計の累計ダウンロード数は配信開始から12時間以内に1000万を突破している。

 PC版について、ゲームフォルダ内に「Mihoyo Protect(mhyprot2.sys)」と呼ばれる独自のアンチチートプログラムを含んでいるが、本プログラムはゲームの終了およびアンインストールの実行後も持続的に運行されることから「不正にユーザーの情報を読み取るマルウェアではないか」との指摘が一部ユーザーからSNS上に挙げられ、不安の声が広がっていた。

 これに対し、miHoYoは「不正行為以外でアンチチートプログラムが読み取った情報は処理、保存、アップロード等の操作を一切実行しない」と回答。持続的な運行については「一部の不正プログラム利用者が、ゲームを起動していない隙間を利用して不正プログラムをゲームパッチへ植え付ける行為を防止する」目的があったと説明している。

 miHoYoは上記の理由を説明したうえで、アンチチートプログラムの持続的な運行によって個人情報の安全性を脅かす誤認を与えたことを陳謝した。冒頭に記載したとおり本問題は修正済みで、プログラムはゲームの終了時に機能停止されている。なお、アンインストール済みのユーザーについては、パソコンの再起動後に削除が可能となっている。

ライター/ヨシムネ

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