『鬼滅の刃』“雷の呼吸”使い手 “コメディリリーフ”善逸が魅せるギャップ

 10月16日に公開を迎える人気アニメ『鬼滅の刃』の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。原作はシリーズ累計発行部数8000万部を突破し、大人気のうちに幕を閉じた。今回は、ひとつの技を極限まで磨き抜く「雷の呼吸」の使い手、我妻善逸について、おさらいする。

 善逸は、怖がりでヘタレ、女の子が大好きというコメディリリーフ的な立ち回りが多いキャラクター。過去には、夢中になった女性に、ほかの男性との駆け落ち資金を貢がされる不運に。そして、そのお金を肩代りしてもらうという理由で、柱でもあった「雷の呼吸」の師範に弟子入り。しかし、修行を積めども、6つあるといわれる「雷の呼吸」の型のうち、「壱ノ型 霹靂一閃」しか習得できず思い悩んでしまう。それでも「極限までたたき上げ 誰よりも強じんな刃になれ! ひとつのことを極めろ」という言葉を胸に、善逸はひとつの技に磨きをかけていく。

 「霹靂一閃」が初めてテレビアニメで披露されたのは、鼓屋敷での鬼との戦いが描かれた第12話。長い舌を使う鬼を前に恐怖と緊張が限界を超え、善逸は眠りについてしまう。絶体絶命かと思われた瞬間、別人のような様子で立ち上がった善逸は、刀を構え、深く息を吐く。「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」——雷のような閃光とともに、一瞬のうちに鬼の首を捉える金色の太刀筋。頼りない善逸からは想像もできない圧倒的なスピード感とインパクト、高いクオリティで描かれた作画も大きな反響を呼んだ。

 その後の「那田蜘蛛山編」。炭治郎、伊之助と那田蜘蛛山に行くも、怖さのあまり入山を拒否。禰豆子を炭治郎が連れて行ったことに気がつくと、死にものぐるいで3人を追いかけるが、そこで人間の顔に巨大な蜘蛛の体を持つ蜘蛛の鬼(兄)と遭遇する。毒を打たれ、体が次第にむしばまれ追い詰められてしまう。そんなとき、善逸の脳裏に師範の姿が浮かび、覚醒。「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 六連」で、いくつもの稲妻を放ち、気がついたときには鬼の首がはねられている驚異的な技を披露した。その映像美とアクションシーンに胸を踊らせたファンも多いだろう。

 普段は頼りないが、いざというときに実力を発揮する善逸。そのギャップに魅せられ、作中のキャラクターの中でも上位の人気を誇る。実は、炭治郎と伊之助の前では「霹靂一閃」を見せたことがなく、今後2人の前で実力を出すことはあるのか。そしてさらなる技の進化を見ることもできるのか。ファンからも愛されるキャラクター性とアクションシーンをスクリーンで見るのを楽しみに待ちたい。

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『鬼滅の刃』“雷の呼吸”使い手 “コメディリリーフ”善逸が魅せるギャップ