『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』映画公開に「ありがとう」続々 “手紙”で想い伝える物語

 2度の公開延期となっていた京都アニメーションの新作映画『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が18日、全国で無事に公開された。作品内容もあってネット上では、鑑賞したファンから続々と「ありがとう」と感謝の気持ちを込めた“手紙”(感想)が寄せられている。

 同作は、暁佳奈氏によるライトノベルが原作で、『第5回京都アニメーション大賞』小説部門で大賞を受賞し、2018年1月〜4月にテレビアニメが放送。かつて「武器」と呼ばれた少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが、大戦終結後、相手の想いをすくい上げ、手紙を書く代筆業「自動手記人形」という仕事を通して描かれる、感情を持たない彼女が“愛”を知るまでの物語。

 情緒あふれる豊かな世界観と登場人物の繊細な心情描写、京都アニメーションが制作する美しい映像など「心を揺さぶる」「泣ける」作品として人気を博しており、劇場版は、彼女の紡ぐ手紙、想いが改めて描かれ、『愛する人へ送る、最後の手紙』の物語が展開される。

 映画は当初、今年1月10日に公開を予定していたが、昨年7月18日に京都アニメーション・第1スタジオ(京都府京都市)で起きた放火殺人事件の影響で延期に。そして、今年4月24日に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で再度、延期となっていた。

 度重なる困難に見舞われつつも無事に公開され、取材記者も原作の大ファンとして初日の朝一番、さっそく鑑賞してきた。キャラクターの丁寧な心理描写はもちろん、リアルに感情が表出するヴァイオレットの表情の変化を見るだけでも思わず涙。コロナ禍のため劇場の席はひとつ空けて座る形だったが、周囲からはすすり泣く声や、ハンカチを手にし涙を拭う姿が見られた。

 この作品は相手へ“手紙”を通して想いを伝えることもあって、上映後はSNS上で続々と感想が投稿され「ヴァイオレット劇場版 朝一で観てきました。感想は…ありがとう」「ヴァイオレットが紡いできたこの軌跡を観れて本当に幸せな時間だった。そして家族に『ありがとう』と伝えたくなった」「ありがとう京アニ」「相手に気持ちを伝える大切さを痛感した」と感謝。

 また「ヴァイオレットちゃんの心を思うと涙が止まらなくて、タオルどころじゃ足りなかったわ」「泣くってわかってたけど、予想以上すぎて震えるほど泣く。ほんといい話だから、みんな見てほしい」「言葉にならない感情でぐちゃぐちゃになった、ありがとうヴァイオレット」などと感情を揺さぶられた声が多くあがり、ツイッターでトレンド入りしている。

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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』映画公開に「ありがとう」続々 “手紙”で想い伝える物語