Xbox Series X、Sが「ドルビーアトモス」と「ドルビービジョン」に対応。従来のHDR以上の映像表現と定位感の高いサウンドを両立するハードウェアに

 ドルビーラボラトリーズは、11月10日発売予定の次世代ゲーム機「Xbox Series X」と「Xbox Series S」が、同社の独自のHDR技術「ドルビービジョン」と3Dサラウンド技術「ドルビーアトモス」に対応することを発表した(公式サイト)。

 ドルビービジョンは2021年からXbox Series XとXbox Series Sに適応される予定で、明るさ、コントラスト、色、奥行きにおいて、従来のHDR対応ゲームを超えるビジュアルが表現できるという。3Dサラウンド技術ドルビーアトモスはローンチ時からの対応を予定している。

 発表によれば、双方の技術に対応するコンソールはXbox Series XとXbox Series Sが初めてになるという。

 上記の2枚の画像がドルビービジョンの適用前後の比較だ。SDR規格との比較で最大40倍明るいハイライト、10倍暗い暗部の表現が特徴。明るい場所はより明るく、暗い場所はより暗く、加えてより深い色深度を実現する技術だという。

 また、ゲーム側での設定は不要で、対応機器を利用していれば自動的に適用されるという。わざわざユーザーが色調の調整をしなくて良くなるなら、むしろこちらの方がメインの機能かもしれない。

 どちらの技術も、ゲーム機本体以外に対応するヘッドセットやモニターなどが必要になる。詳しい対応状況は公式サイトにて確認してほしい。

(画像はマイクロソフト「ドルビーアクセス」より)

 ドルビーアトモスは「ドルビーステレオ」や「ドルビーサラウンド」で有名なドルビーラボラトリーズの3Dサラウンド技術だ。映画館で使われる技術が少しずつ形を変え、スマートフォンやヘッドフォンにも対応。各サウンドを3次元空間に配置し、音の発生源をより正確に再現する。いわゆる「定位感」がある表現されるサウンドのための技術だ。

 こちらの技術はすでに市場に出回っており、Xbox Oneシリーズでもすでに対応している。『Call of Duty: Warzone』のような音の出所が重要な対戦ゲームや、『Ori and the Will of the Wisps』にも使われている。『Cyberpunk 2077』にも搭載される予定だ。

 どちらの技術も対応機器が必要なため少しハードルは高いが、公式サイトの比較画像や映像を見る限りでは、目に見えて大きなビジュアルの違いを感じることができるだろう。次世代ゲーム機らしい次世代体験を実現するためにも、導入を検討してみてはいかがだろうか。

ドルビーラボラトリーズ 公式サイトはこちら

ライター/古嶋誉幸

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