コスプレ歴10年の『ワンピース』レイヤー「世代を超えて友だちを作れるのが魅力」

 テレビや雑誌、Webメディアなどで特集を組まれる機会が増え、いまや幅広い層に浸透しているコスプレ文化。大型イベントの開催はまだまだ難しいものの、しっかりと感染予防対策を講じたうえでコスプレを楽しもうという風潮はあり、徐々にではあるが活動を再開するコスプレイヤーや、規模を縮小してイベントを実施する団体が増えてきている。

 今回、取材で訪れたのは、サンシャインシティを中心に東京・池袋東口エリアで定期的に実施しているコスプレイベント『acosta!(アコスタ)』。参加人数の制限や、マスクの着用・手洗い・消毒の徹底、ソーシャルディスタンスの確保など、安全面には最大限に配慮したうえでの開催ということで、通常時よりやや静かではあったものの、会場には大勢のレイヤー&カメラマンが集まり、イベントを楽しんでいた。

 参加者のひとり、ひなた陽さんが着ていたのは、 #初音ミク 『マジカルミライ2020』バージョンの衣装。『マジカルミライ』とは、2013年より毎年開催されている、初音ミクをはじめとしたボーカロイドたちによるライブイベントのこと。今年は8月に開催が予定されていたものの、コロナウイルス感染症の影響で実施日程が大幅に変更。11月と12月にそれぞれ、大阪と東京の2会場で行われることになっている。

 こちらの衣装を用意した理由を聞いてみると、「『マジカルミライ』には毎年参加していて、今回もミクのコスプレをして遊びに行く予定だったんです。けれども今年は、開催日程が大幅にずれ込んでしまって。せっかくかわいい衣装なのに、12月まで着るのを我慢するなんてもったいないと思い、予定を変更して先出ししちゃいました(笑)」とのことだった。

 『ワンピース』ファン同士の交流会で知り合ったという真夜さんとゆきだるさんは、それぞれナミとサンジのコスプレで『acosta!』に参加。コスプレ歴10年の真夜さんから話を聞くうちに、ゆきだるさんもコスプレ欲が湧いてきたそうで、「彼女からは基本的な知識を教えてもらって。あとは見よう見まねで衣装やウィッグを揃えて、サンジのコスプレに挑戦しました。至らない点ばかりなので、もっと勉強してクオリティを高めたいです」と話してくれた。

 ナミの衣装を着こなす真夜さんは、この日のために体を絞ってきたそうで、「コスプレは人に見てもらったり、写真を撮ってもらうことが楽しい趣味なので、体型の維持や、肌のお手入れには普段から気をつけています」とコメント。

 さらに、10年近くもコスプレを続けている理由や、その醍醐味も聞いてみると、「年齢は関係なく、いろんな世代の人たちといっしょに楽しめるというところが、コスプレの醍醐味だと思っています。若い世代の友だちができたり、同世代や上の世代でも頑張っている人たちに出会えたりすると、それだけで楽しくなって。“好きなキャラクターになりきりたい”という気持ちがあれば、年齢は関係なく、いつまででも続けられるというところも、コスプレの魅力ですね」といった意見を聞かせてくれた。

取材・文=ソムタム田井

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コスプレ歴10年の『ワンピース』レイヤー「世代を超えて友だちを作れるのが魅力」