長引く不安も笑ってふっ飛ばせ!花澤香菜&前野智昭、世界共通「はたらく細胞」の魅力を語る

 楽しく学べる、学習アニメの究極進化系とも言うべきアニメ「はたらく細胞」の放送開始から早2年。“体内細胞擬人化アニメ”として第1期、1クールの放送後も、各種コラボ企画が走り続ける中、第2期(2021年1月〜)と特別上映版(2020年9月)が決定し、ファンも大いに沸いた。世界が新種のウイルスによって暗く沈む中、体のことを楽しく知れる「はたらく細胞」は、今や世界共通のテーマのど真ん中を行く作品と言ってもいいかもしれない。新たなエピソードについて赤血球役・ #花澤香菜 、白血球(好中球)役・ #前野智昭 にインタビューすると、健康に関する2人の意識も聞くことができた。


 「健康」は言語、文化が異なる世界において、大きな共通テーマ。今、世界で猛威を奮う“新たな敵”とも、世界の人々が手を取り合って戦っている最中だ。そんな中、「はたらく細胞」の新エピソードが9月に上映されるのも、単なる偶然とも思えなくなる。しかも、どんよりと沈んだ空気だけでなく、コメディは人々を明るい笑いに包む。

 改めて「手洗いの大事さ」が身に沁みたという花澤も、「はたらく細胞」によって、体に関するたくさんのことを学んだ。「楽しみながら学べるのはすごくいいですよね。あと、国を越えて、人類なら誰でも楽しめるのが魅力というか。海外向けに、前野さんと配信番組を収録させていただきましたが、外国でも応援してくださる人たちがいて、共感して、キャラクターを愛してくれているのが伝わる。そんな作品は、なかなかないなと思いました」と、人なら誰でも関心を持つテーマだからこそ、言語の壁はさほど感じない。

 白血球(好中球)として、数々の外敵と戦う前野も、味のあるキャラクターたちには愛着もわく。「作品がわかりやすいですし、どなたでも楽しめる作りにしてくださっている。敵として登場する菌の一つ一つも、敵でこそありますが、どこかしら憎めない印象もありますし、がん細胞はがん細胞で、存在意義を持っている。親近感を覚えるポイントかなと思います」と、作品としての完成度を口にした。

 「はたらく細胞」の作中には、がん細胞が強敵として登場する。花澤が「がんはしぶといですからね。戦いに備えて、みなさんも健康にしていてほしいなと思います」と語ると、前野は新型のウイルスについても踏み込んだ。「がんもそうですし、新型ウイルスについてもそうですし、この作品を通して学んだのは、いかに免疫を上げるかということ。笑うことが免疫アップにつながるということも、作品を通して新しく学びました。知識として、いろいろなものが構築されています」と、役を演じる声優としてだけではなく、人として健やかに生きることの大切さを学んだ。

 健康になるといっても、身近なところから始めればいい。たとえば健康診断。前野は「マクロファージとか見慣れた単語が出てくると、おやってなりますしね」と笑うと、花澤も「ものもらいになった時に、どいつが悪さしてるんだとか調べたりすると、作品に出てきたやつだったりするんです。『こいつか!』と思うことはありますね。今まで気にならなかったことも気づくようになりました」と、自然と意識が高まった。

 作中にも「笑うことで免疫力がアップする」といったシーンが登場する。長引く不安との付き合い方が難しい時期でもあるが、そんな時こそ「はたらく細胞」で笑って学ぶのが、一番の解決法だ。
(C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction

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