RAGE初のオンライン国際大会「RAGE ASIA 2020」週末に開催 CyberZ・エイベックス・エンタテインメント・テレビ朝日がeスポーツの展望語る

 国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」を運営する株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日は、8月29日、30日の2日間、「RAGE ASIA 2020」を開催する。これに先駆け27日、3社代表者によるトークセッションイベントをオンラインで開催した。イベントにはCyberZの大友真吾氏、エイベックス・エンタテインメントの坂本茂義氏、テレビ朝日の石田要氏が出席した。


 まず、CyberZ大友氏がRAGE ASIA 2020開催に向けて、RAGEブランド初めての国際大会を開催する運びとなった背景や、今回初めて取り入れた手法に関するプレゼンテーションを実施。「RAGE ASIA 2020のコンセプトとして、通常のリーグや大会で見られないような、豪華なマッチメイクを作り上げていきたいと思っています。また、ただのオンライン配信ではなくRAGEらしくバーチャル空間『V-RAGE』を本ローンチする形で皆さんが見たことのないような新たなeスポーツの観戦体験を提供していきたい」と魅力を語った。

 次にRAGE ASIA 2020の開催した狙いや期待していることについて、CyberZ大友氏は、「1年以上前から構想しているRAGE ASIA 2020がいよいよ今週末に迫っていて非常楽しみです。また、国際マッチということで国別の対戦はeスポーツのみならず、どの競技も盛り上がると思うのでこの大会を経て好きなチームや推しの選手を見つけるきっかけになってほしいと思っております」といった期待を語った。

 続いてエイベックス坂本氏は、「国際マッチになるとスキルが必要になると思います。若手の選手を育成する中でも世界視点を持ってほしいし、世界で活躍できるスター選手を見つけていきたいと思っていますし、将来を担う若者に目を向けていきたいです。eスポーツが伸びてきている中ではありますが、初の国際大会ということでRAGEがリーダーシップをもって展開していくことは大切であるなと思います」と、次世代の選手への期待を話した。
 昨年新たに参画したテレビ朝日石田氏は、マスメディアであるテレビの強みを活かしたいと強い希望を示すと「2019年7月よりテレビ朝日はRAGEに参画し、現在は毎週日曜日に放送しているeスポーツニュース情報番組『ReAL eSports News』、またRAGE ASIAに向けたミニ番組『eスポーツ応援宣言!〜RAGE ASIAへの道〜』、さらに、大会開催1週間前には深夜ではありますが事前特番として1時間以上の放送枠で『日本vs世界!! eスポーツ頂上決戦 RAGE ASIA 2020 直前SP』を放送するなど、開催に向けての取り上げをしてきました。若者のテレビ離れが叫ばれる中、eスポーツの持つ若者への訴求力に期待をしていますし、一方でマスメディアである地上波のリーチの広さを生かして、新たなeスポーツファンを獲得して市場のさらなる発展に貢献できるように、工夫をしながら番組作りをしています。また、特に拘っているポイントは、eスポーツをスポーツと捉えて見せていくことで、番組の制作にあたっては、普段スポーツ中継等を行っているスポーツ制作の人間もチームに加わっています。RAGE ASIAの大会後には、大会の模様をお伝えする特番も放送予定ですが、多くのスポーツイベントに関わってきたテレビ朝日として、eスポーツの感動や熱を伝えていきたいです」と語った。

 また、RAGE ASIAとして、今後どのような展望があるのかという点について、CyberZ大友氏は「国際マッチは、いつかトライしたいと思っています。いずれは、RAGE ASIAという形式ではなくRAGE WORLDとして今後世界に広げていきたいと思っております。また、年に1回や2回など皆さんが待ちわびるような、楽しめるような風物詩になれるとよいと思っております。日本でも急成長しているeスポーツですが、プレイヤーやゲームプレイヤー数に比べて観戦者数が世界に比べて圧倒的に少ないのが課題だと思っています。こういったイベントを繰り返すことでファン層を獲得し、日本に観戦文化をRAGEを通して根付かせることをしたいと思っています。『同時視聴者数100万人超え』が目標です」という意欲を見せた。
 エイベックス坂本氏は「日本国内のゲーム人口が増えてきていますが、今回のVRや国際大会を通じてさらに広がってくると思います。リアルイベントを多く手掛けた弊社だからわかるのですが、やはりリアルイベントに行く方、行かない方が分かれると思いますが、デジタル施策を行うことでさらに多くの人が体験してくれると思っています。アジア各国に拠点を持っているので、RAGEネットワークを設けて、RAGE独自のランキングなどをできればいいなと思います。国内で取り組んでいないことを熱量もって、取り組んでいきたいと思っています。全世界に発信する第1歩だと思っているので、世界戦略に繋がるようになっていければいいと思っております」と述べた。

 マスメディアとして一度に多数の人数にリーチできるという強みを持つテレビを代表するテレビ朝日石田氏は「『ReAL eSports News』は昨年11月から月1回の放送がスタートしましたが、今年の4月から毎週14分間のレギュラー放送となり、10月からはさらにパワーアップする予定です。今後も地上波でできることを模索しながら、RAGEをそしてeスポーツの更なる発展に努めていきたいと思っています。また、地上波に加え、ABEMAやYouTubeなども絡めた展開を推し進めていきます。種目によって伝え方や表現の方法は様々ですし、正解は無いので、番組制作陣と工夫しながら作っていければと考えています」と語っていた。

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