浮気をテーマにした対戦型マルチプレイゲーム『Don’t Cheat On Me』発表。浮気の証拠を探す夫、隠す妻、逃げる間男に別れて戦う大胆な発想の対戦ゲーム

ふ‐りん 【不倫】
人倫にはずれること。人道にそむくこと。特に、近年では男女の婚姻外の関係について言う。「—の愛」
[広辞苑 第七版]

 ワイドショーでたびたび話題になる不倫。そういった話を聞くことはあっても、実際に体験したことがある方はそういないだろう。くわえて、浮気の瞬間を押さえられて修羅場に突入した経験を持つ方はさらに少ないはずだ。

 そんな不倫をテーマにしたマルチプレイゲーム『Don’t Cheat On Me』が発表された。夫、妻、間男に別れて戦う対戦型不倫マルチプレイゲームだ。浮気された夫は証拠を探し、妻は証拠を隠滅し、間男は夫に見つからないように全力で隠れる。不倫の修羅場を再現した手に汗握るマルチプレイが楽しめる。

 開発したのはカナダのバンクーバーに拠点を置くゲームデベロッパーのA Normal Monkey Studios。12月発売予定で価格は未発表だ。

 「ハニー!帰ったよ!」、「帰りは明日だったんじゃないの!?(早く隠れて!)」。妻の声が上の階から聞こえる。いつもの我が家なのに何かがおかしい。

 『Don’t Cheat On Me』は、それぞれ異なる目標とゲームプレイを持つ夫、妻、間男が激突するマルチプレイゲームだ。舞台となるのは安らぎの場所だったはずの3階建ての我が家。参加プレイヤーは夫、妻、間男の3人に別れてゲームに参加する。3人いればマルチプレイが楽しめる少人数向けのゲームとなっている。

(画像はSteam『Don’t Cheat On Me』より)
(画像はSteam『Don’t Cheat On Me』より)
(画像はSteam『Don’t Cheat On Me』より)

 夫の目標は明確で、浮気の証拠や間男を探す。妻を追いかけて証拠を突きつけ、家の中に潜む間男を見つければ勝利となる。ただし、彼もまた暴かれたくない秘密を抱えている。

 妻はそんな夫の目を盗み、浮気の証拠を隠滅する。証拠は破棄してもいいし、別の場所に隠してもいい。家庭の平和を守りつつ、浮気相手との時間も守らなければならない。そのためには、間男との協力も必要だ。
 トレイラーでは、携帯電話のメモリーを消去したり、不倫相手の指輪を洗濯機に隠したりと、証拠を隠滅しているシーンが見られる。

 間男はもっとも脆弱な存在で、怒れる夫から逃げ回ることが目標。見つかってしまえばそれでゲームオーバーとなる。トイレの裏やクローゼットなど、妻と協力して隠れる場所を確保し、声を潜めて逃げ通す。
 絶望的な状況だが、夫の抱える「とある秘密」を暴けば逆転勝利となるので、妻と共に反撃の機会をうかがう。夫がほかに気を取られている隙に鍵を盗み出し、逆転の糸口をつかみ取ろう。

 夫チームと妻・間男チームの戦いと考えれば、今流行りの非対称マルチプレイゲームのルールを取り入れたといえるだろう。ただし「探す・隠す・隠れる」と、それぞれのキャラクターは全く異なるゲームプレイだ。

 お互いに秘密を抱えた夫婦生活の闇を描く『Don’t Cheat On Me』。はたして、夫が抱えている浮気が帳消しになるような秘密とはなんなのか。現実に起きれば冷や汗ではすまない状況だが、ゲームにしてしまえばコメディだ。

 浮気を巡る独創的なマルチプレイゲーム『Don’t Cheat On Me』は、12月発売予定。クラウドファンディングも予定しているようだ。興味がある方は、Steamのウィッシュリストに登録し、公式Twitterアカウントをフォローして続報をまってほしい。

ライター/古嶋誉幸

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浮気をテーマにした対戦型マルチプレイゲーム『Don’t Cheat On Me』発表。浮気の証拠を探す夫、隠す妻、逃げる間男に別れて戦う大胆な発想の対戦ゲーム