「部長、それセクハラですよ」コロナ後の世界を舞台に100本の漫画を描いた芸人漫画家の思い

 『こんなコロナ終息後の世界は嫌だ』というテーマで、100本の4コマ漫画作品をアップした大町四天王さん。これだけの量の漫画を投稿するのは本当に大変だったと思うが、実際にどんな思いのもと描かれた作品だったのだろう。新型コロナウイルスの脅威の中、込めた思いについてインタビューした。
■今の世の中に必要なものと感じて着手した「コロナ終息後の世界」シリーズ
——『こんなコロナ終息後の世界は嫌だ』の反響はいかがですか?
【大町四天王】『note』に投稿した際、一度スキが100件を超え、note公式にお勧め記事として挙げていただきました。実はこのシリーズの4コマは100話描いて、そこで終わらせているんです。
——シリーズを描き始めたきっかけは?
【大町四天王】新型コロナウイルスの影響による“緊急事態宣言”が出される少し前に、辛い思いをしている方に向けて何かやりたいと思い唐突に始めました。
——どうして100話続けたのですか?
【大町四天王】もともと100話と決めて描き始めました。100話になる頃にはウイルスの危機も収束しており、本物の「コロナ後の世界」になっていると思っていたんです。しかし今現在、終息どころかまた陽性者が増えている状況…。一旦『こんなコロナ終息後の世界は嫌だ』は100話で最終回にしましたが、これから世の中に必要になりそうなテーマが思いついたらまた描き始めたいと思っています。
——100本も同シリーズを描く理由とはどんなものですか?
【大町四天王】『タコ漫画』、『こんなコロナ終息後の世界は嫌だ』という2つのシリーズ4コマ漫画を100話ずつ投稿してきました。シンプルにシリーズ物の方がファンが付きやすいのかなと思いほかの漫画家さんを真似して始めました。
——結果はどうでしたか?
【大町四天王】あまり変わらなかったですね。むしろテーマが限定されるため、ボケ自体が弱くなってイイね数も減ったような気がします。それからは自分が面白いと思うものだけを投稿していくようになり、『こんなコロナ終息後の世界は嫌だ』を投稿していた時も、そのシリーズだけでは不安だったので、1コマ漫画や別のテーマの4コマ漫画も投稿するようにしていました。いろいろ試すことで見えてくるものもあるので、やってみてよかったと思っています。
■少ない“いいね”数も「需要のない作品」を見極める大切な指標
——ネタはどんな時に生まれることが多いですか?
【大町四天王】僕は考える時間をつくり、一気に50個くらいボケを考えます。その中で面白いと思ったものを1コマにしたり4コマにしたりブログのネタにしたり芸人としてのネタにしたりします。 #小室哲哉 さんみたいに「突然、空から降ってくる」みたいなものはないですね(笑)。
——机に向かってしっかり考える感じですね。では、フォロワーさんからの声は気にしますか?
【大町四天王】少しだけ気にしています。圧倒的にいいね数が少ないと少し凹みますね。でも「こういう投稿は需要がないんだな」とか分かるので、新しい発見として受け入れています。フォロワーさんの声を漫画に取り入れたりはあまりしないですが、周りの友達や知り合いからのアドバイスは、「客観的な声」として取り入れることが多いです。
——大町四天王さんはフォロワーを増やすために様々な努力をしたとのことですが、フォロワーを増やす意味をどのように感じていますか?
【大町四天王】自分の漫画をいたくさんの人に見てもらいたい、早く有名になりたいという風に思っています。フォロワーを増やすのはそれに必要な要素の一つだと思っているので、今も増やしたいと思っています。その為にSNSマーケティング系の本を最低でも10冊は読んだと思います。だいたい書いてある内容は同じでしたが(笑)。
——大町四天王さんにとって、漫画とはどんなものですか?
【大町四天王】僕の面白いものを表現できる、数少ない手段です。芸人としてコントや漫談をやっている時、全然自分の思ってる面白いことが表現できてない、20%くらいなんじゃないかなって思っていたんです。僕が下手なだけなんですが(笑)。でも漫画ならそれを90%くらいまで表現できている気がしています。
——コントや漫談よりも、漫画が天職だった…と。
【大町四天王】そうかもしれないですね(笑)。同じボケでも喋りで伝えるのと絵で伝えるのでは笑いの量が圧倒的に違いました。僕に取っては絵で伝える方が得意だったみたいなので、この道を信じて、進んでいきたいと思います。

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「部長、それセクハラですよ」コロナ後の世界を舞台に100本の漫画を描いた芸人漫画家の思い