『The Outer Worlds』が優れたSF・ファンタジー作品に与えられる「ネビュラ賞」のゲームライティング部門賞に輝く

 アメリカSFファンタジー作家協会が主催するネビュラ賞2019のゲームライティング部門に、Obsidian Entertainment開発のSF RPG『The Outer Worlds』が輝いた。

 ネビュラ賞はSFとファンタジー作品を対象にした文学賞だ。2018年より新設された「ゲームライティング部門」は「物語、キャラクター、背景を伝えるインタラクティブまたはプレイ可能なストーリー主導型の作品」をゲームと定義していることから、受賞作はビデオゲームに限定されない。初めての受賞作品はインタラクティブドラマ『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』であった。

 ネビュラ賞 2019のゲームライティング部門には『The Outer Worlds』をはじめ、1512年のフィレンツェを舞台にしたインタラクティブな歴史小説『The Magician’s Workshop』、アルコール中毒の探偵から見た世界を描いたオープンワールドRPG『Disco Elysium』#超新星 爆発で太陽系が滅ぶまでの22分間を繰り返して崩壊の秘密を追うオープンワールドアドベンチャーゲーム『Outer Wilds』の4タイトルがノミネートされていた。

 『The Outer Worlds』は、企業が支配する銀河の外れのコロニーに渦巻く陰謀と戦うSF RPGだ。『Fallout: New Vegas』『Pillars of Eternity』など、2003年の設立当時からプレイヤーの選択が重要となるRPGを作り続けているObsidian Entertainmentの作品だけに、本作もプレイヤーの自由な選択が世界の命運を左右する。
 プレイヤーの行動で決まる主人公の短所や仲間たちとのロマンスなど、ロールプレイと選択を重要視するObsidianらしい作品となっている。

 ゲーム業界の有力な開発者たちが選ぶ「D.I.C.E.アワード」の“RPG・オブ・ザ・イヤー”や、アメリカ・テキサス州で例年開催される大規模イベントである「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」内で行われる「SXSW Gaming Awards」の“最も有望な新規IP賞」”など、ネビュラ賞だけでなく多数の賞に輝いている。

(画像はSteam『The Outer Worlds』より)
(画像はSteam『The Outer Worlds』より)

 このほか、2019年のネビュラ賞におけるノミネート・受賞作品は公式サイトで発表されている。ほかの受賞作が気になる方は、こちらを参照して欲しい。

ライター/古嶋 誉幸

#ファンタジー #アメリカ #RPG


『The Outer Worlds』が優れたSF・ファンタジー作品に与えられる「ネビュラ賞」のゲームライティング部門賞に輝く