役者漫画『アクタージュ』舞台化で2022年上演 夜凪景役は公募、ホリプロが女優の卵発掘へ

『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の役者漫画『アクタージュ act-age』(原作:マツキタツヤ、作画:宇佐崎しろ)が舞台化されることが決定し、舞台『アクタージュ act age 〜銀河鉄道の夜〜』として2022年に上演されることが、1日発売の同誌26号で発表された。ホリプロの公演事業部が制作を手掛け、劇作家・演出家・俳優の松井周氏が脚本と演出を担当。さらに、主演となるヒロイン「夜凪景」役を決める全国リモートオーディションの応募が同日よりスタートし、グランプリはホリプロインターナショナルと専属契約して、同役で舞台デビューする。オーディションの主催はホリプロ/ホリプロインターナショナル。
18年1月より同誌で連載がスタートした同作は、大手芸能事務所が主催する俳優オーディションの中で、異彩を放つ少女の主人公・夜凪景と鬼才の映画監督・黒山墨字の出会いから始まり、夜凪が役者として成長する姿を描いた物語。少年漫画としては珍しい『役者』という題材を扱い人気を博しており、映画・演劇界から評価も高く、現在コミックス11巻までで累計発行部数300万部を突破。5月13日発売の11巻は、オリコン「週間コミックランキング」で、同日に発売された『鬼滅の刃』20巻(1位)、『ハイキュー!!』43巻(3位)などアニメ化もされた人気作品が上位にある中、10位にランクインした。
そして今回、舞台化されるのは、夜凪が舞台でカムパネルラを演じた宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』編で、舞台上演する演出家と劇団員たち、主演を務める夜凪との人間模様を描いた人気エピソード。『デスノート THE MUSICAL』や『ミュージカル「生きる」』などを手掛けるホリプロの公演事業部が制作し、10年『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞した松井周氏が脚本と演出を務めて、本格的な舞台作品として世に送り出す。
舞台のヒロイン「夜凪景」を演じる女優は、次世代を担う女優を発掘するため全国規模で公募し、グランプリはホリプロインターナショナルと専属契約して、ヒロイン・夜凪景役で舞台デビュー。その後は、国内のみならず世界を目指す女優として活動していく。また、オーディションは昨今の新型コロナウイルスのことも考え、予選は、在宅環境からも参加できるリモートオーディションを導入する。
応募資格は7月10日時点で、満12歳〜満17歳までの芸能活動に興味がある女性で、レコード会社・芸能プロダクション・劇団等に未所属の方。1次審査のWEBプロフィール書類審査、2次審査のビデオ審査(※自宅などで撮影し、期日までに指定先へ送付)があり、3次審査以降は12月以降を予定している。応募期間はきょう1日〜7月10日、詳細は公式サイトまで。
以下、関係者からのコメント。
■漫画『アクタージュ』原作・マツキタツヤ氏からのコメント
アクタージュという作品への拘りから応募されると、却ってその方自身や舞台そのものの色んな可能性を狭めてしまいそうですので、俳優として末長く活躍したいと考えてる方の一つの入り口のような作品になることを願ってます。
■演出家・松井周氏からのコメント
『アクタージュ act-age』は俳優という「仕事」の話です。俳優はときに奇跡を起こします。でもそれは魔法によって起きるわけではありません。『アクタージュ act-age』では「演劇ってこんなふうに魔法っぽく作られているのだろうな」というなんとなくのイメージではなく、俳優がどこからヒントをもらって、何を考えてそれを表現に落とし込むのか、といった点が丁寧に描かれています。登場人物たちが俳優という「仕事」を通して、自分の居場所を求める姿を面白く描けたらと思っています。演劇は集団創作です。人が集まることで創作は始まり、人と会うことから不思議と力が湧きます。作るということはどこまでも自由です。そこで大事なことは、誇張することも卑下することもない「自分」です。そんな「自分」が集団の中でどんなふうに変化していくか、そしてまた、他の誰かが変化していくことを楽しんでもらいたいです。今まで知らなかった「自分」の居場所が思ってもみないところに見つかるという事が、演劇ではよくあります。 応募者の方には、このオーディションを通してそういう居場所を見つけてほしいし、自分そのままの魅力を発揮してもらいたいです。僕は俳優もするのですが、舞台や人前でどう振る舞うかより、ふっと力が抜けた時の「隙」にこそ、その人の姿が見えてくるし、そこが面白いと思っています。自分に才能があるかはわからないけど、演じるのって面白いなと感じている方は、ぜひ挑戦してみて欲しいです。
■ホリプロ公演事業部 プロデューサー・梶山裕三氏からのコメント
以前に週刊少年ジャンプ掲載の人気漫画「DEATH NOTE」をミュージカル化させていただきました。舞台化を発表したとき、原作ファンの皆様からたくさんのコメントを頂き、そのほとんどがネガティブなものでした。当時、漫画を原作にした舞台は今ほど多くなかったので、その反応も想定はしていましたが、想像以上の反応に身が引き締まったのを覚えています。我々は原作をリスペクトしながらも、「原作を舞台で再現する」のではなく、「観に来てくださったすべてのお客様を楽しませる舞台」を追求しました。その結果、ミュージカル版デスノートには原作を知らない演劇ファンの皆様にも、普段劇場に足を運ぶことがない原作ファンの皆様にもご支持いただき、5年間で3度の上演を重ね、海外でも上演される作品に成長しています。
今回は、現在連載中の人気漫画の舞台化なので、前回以上にプレッシャーを感じていますが、原作者のマツキ先生と、作・演出の松井周さんの舞台化に対するビジョンが一致しているので、素晴らしい舞台になると期待しています。「夜凪景」という役は、ダイヤモンドの原石のような役です。これから女優を目指したいという方にはこれ以上ない最高のデビューになるのではないでしょうか。松井周さんは、俳優の些細な表情や心情の変化を見逃さない眼力の持ち主です。オーディション応募者の隠れた魅力を見抜き、ダイヤモンドに磨き上げてくれることでしょう。「アクタージュ act-age」を読んで演技に興味が沸いている方全員にチャンスがあるオーディションですので、皆様のご応募お待ちしています。
■ホリプロインターナショナル取締役・矢田部行庸氏からのコメント
今回のオーディション開催にあたり、現在世界中が直面しております状況を鑑みまして、開催自体を非常に悩みました。しかしながら、自宅にて日々自粛をして閉塞感をもち生活をする中で、少しでも未来に希望を感じて頂きたい、そして我々エンターテインメント業界においてはここで文化や新たな才能を根絶やしにせず、その状況に応じて出来うる方策での開催をと思った次第です。本オーディションは、オーディション参加者及びご家族の皆様が安心できるリモート環境のもとでの取り組みになります。沢山のスターを夢みる皆さんのご応募をお待ちしております。
我々ホリプロインターナショナルは「世界に通用するスペシャリストの創出」を企業理念に、ホリプログループの国際事業の窓口として2018年6月に設立され、海外進出を視野に入れた様々な分野のタレントが在籍しています。今回、舞台『アクタージュ act-age〜銀河鉄道の夜〜』ヒロイン「夜凪景」役オーディションで全国に広く募集をする事にいたしました。日本国内そして世界に舞台・ミュージカル女優として本格的に挑戦出来うる女優の卵の発掘です。
舞台『アクタージュ act-age〜銀河鉄道の夜〜』は『デスノート THE MUSICAL』や『ミュージカル「生きる」』など話題作を多く手がけるホリプロの公演事業部が制作を手掛け、2010年『自慢の息子』で第55 回岸田國士戯曲賞を受賞し、現代社会のあり様をありのままに受け止める作風で人気注目を集める作家・演出家・俳優の松井周氏が脚本と演出を務める本格的な舞台作品となります。必ずグランプリ受賞者にとっての代表作となる事を確信しております。
世界で大成功をおさめた日本人女優はまだいません。勿論そんな事務所もありません。我々と共に本気で国内外のトップを目指す逸材を探しています。一緒に“アクターストーリー”を進みたいあなたのアクション、お待ちしております!

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役者漫画『アクタージュ』舞台化で2022年上演 夜凪景役は公募、ホリプロが女優の卵発掘へ